2010.04.18 Sunday
■ウルフ・スタルク
ウルフ・スタルクは私の最も好きなスウェーデンの絵本作家です。
日本ではあまり話題には上ってないようですが、スウェーデンではドラマ化されるほどの人気作家のようです。
幼児からティーンエイジャー向け小説まで幅広く書いています。
挿絵は決まってアンナ・ヘグルンドと日本でははたこうしろうさん。そして、日本語訳は菱木晃子さん。
来日し、銀座教文館に4人そろって来た時は興奮して聴きに行きました。
現代的で離婚や死などもテーマに入っていて、それなのにどろどろしていずこどもの自然な視点に立って書かれています。
こどもという存在が愛おしく、またたくましくも感じ、表現しにくいけれど主張しない優しさに包まれた本です。
一番好きな本は「おじいちゃんの口笛」と「キングの最高の日」この2冊は共に「死」がテーマです。なんとも切ない絵本なんです。私は切ないものに弱い・・・
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