2014.10.27 Monday
■黒井健絵本原画の世界展
先日行ってきました。すごく良かったです。
とても見応えがあり、黒井健ワールドが展開されていました。
童美連のパーティーで、黒井さんと同じ新潟県出身ということで紹介していただき、
名刺交換もさせていただいていたのですが、とてもまじめそうな方でした。
絵本ごとに原画が展示されていて黒井さんご自身の、絵本のおはなしに関する
思いや、エピソードなどが書かれていて、とても興味深いものでした。
中に、杉みき子作『月夜のバス』の原画では、新潟県の高田・直江津を取材
されたということで、見てみると「あ、この場所、あそこだ!」と、直江津で
小・中・高と過ごしたわたしは、懐かしさに感動してしまいした。
右手に直江津中学校、左手に直江津高校を見ながら坂をのぼっていくと、そう、
その食堂があるのです。
真夏の日中、けだるさの中でその食堂の前を通ったとき、その食堂の存在が不思議
で、みょうに心に残っていたのでした。
そして、児童文学作家杉みき子さん(さんというにはおこがましいですが)
は高校の大先輩です。
原画展は好きでたくさんいっていますが、原画を観るとたいていその画家のことを
好きになります。
原画の持つ吸引力だと思います。
その足で図書館に寄り、観た原画の絵本数点借りて帰りました。